様々なオールドレンズで撮った高解像度写真(6000×4000 pixel 井の頭公園近辺で撮影してRAW現像)を大量に公開してレンズの個性を楽しむサイトです。

Google Photoで大量の高解像度写真を公開しています。1年を通じ井の頭公園や吉祥寺の風景画を撮っています。有名写真家が撮った一枚の素晴らしい写真より、100枚のいろいろな写真を見た方がそのレンズの本当の個性が分かると思いませんか?僕は写真のプロではないので、”すごい写真” は撮れていないかもしれませんが、論より証拠・下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで、多くの写真を見ることでそのレンズの個性が見えると思います。そしてたまにはハッとする様な写真も撮れるようです。

最近の自動化が進んだ高性能レンズ(20~30万円しますね。)より奇麗な写真が撮れるオールドレンズ(数千円~数万円)が沢山あります。レンズは機能も大事ではありますが、”ガラスが命” だからです。このサイトは数十年前のオールドレンズや新しいレンズの性能を比較・検討するためのサイトです。

写真の楽しみ方はいろいろあると思いますが、僕はきれいな色や物を撮りたいと思っています。だからレンズの特性の中で色の緻密さが一番大事だと思っています。解像度ばかり追い求める昨今のレンズの進化にはいささか疑問も感じます。オーディオに例えるならトランジスタアンプより真空管アンプの方が音が良いと言う事も有ります。歪率が0.001パーセントのトランジスタアンプより0.1パーセントの真空管アンプの方が耳で聞いた解像度は高く音が良いです。

被写体のジャンルにはこだわりませんし、1枚1枚の写真を細かく評価するのではなく、たくさんの写真を見て ”何となくこのレンズが良さそうだ!” と思っていただけたら嬉しいです。ご自身に適したレンズ選択の参考にしてください。当サイトでは主にAFが出始めた頃前後のレンズを対象にしています。骨董的な価格高騰は無く、画質の割に比較的安い値段(数千円~数万円程度)で購入できますし、AFや手振れ補正が使えるものもあります。

1枚1枚の写真をじっくり見る前に、各アルバム(レンズ)の多数の画像が見える画面でザーッと全体の感じを見てください。その方が凡そそのレンズの個性が分かると思います。そのあとで各写真をゆっくりご覧ください。ぜひ高画質な大画面TVで非圧縮の高画質画像をお楽しみください。

今一番お気に入りのMidrangeズームレンズは、Nikonの24-85mm G ED です。Nikonらしい自然な色で、しかも単焦点並みに解像度も高く、クールで輝く様なきれいな画像を見せてくれます。小型軽量なのも持ち歩きには便利です。オークションで1万円ほどとお手頃でした。Nikonのカメラで使うとAFも静か(SWMモーター)でビシッとフォーカスが決まります。Canonのレンズがソース味な感じなのと較べるとこれはおだし味って感じですかね。なにも足さない、何も引かないって感じです。α7ⅡではAFなど働きませんが、画像がとても良くフォーカスも合わせ易いので常用標準レンズのポジションを獲得しました。もう少しズーム範囲が広いとなお良いのですが、まあ標準ズームとしてはまずまずのズーム範囲です。

下の写真のCANONのEF24-105mm F4L レンズはかなり古くから発売されている物ですが高級レンズとして有名で、アダプタ(MC-11)を介してAFも手振れ補正も正確に働きました。画質も素晴らしく、MidRangeズームレンズの最高峰の一つだと思います。(ホワイトバランスで若干青色を強くするとよりクールな感じが出てNikonの色に近くなります。)機能も含めて考えるとこれが最高ですね。レンズの曇りや汚れもほとんど無い物を、オークションで35000円で手に入れました。Midrangeズームとしてズーム範囲もピッタリな広さだし、若干大きく重い事を除けば言う事なしです。

カメラ本体には、アダプタを付ければ各社のレンズを取り付け可能なSONYのα7Ⅱを使っています。オールドレンズを使用する場合の定番カメラですね。それをRAWモードで使用し、あとからRAW現像(主に明るさとコントラスト、水平角度。ホワイトバランスは必要な時だけ)しています。僕はオークションで7万円程度で購入しましたが、後で知ったのですが中野のフジヤカメラなどで買う方がお勧めです。実物がチェック出来ますし、オークションと同等な価格で6か月保証がついていますから安心です。(僕はちょっと損した気分です。)

レンズ比較で参考になるサイトは何といっても Ken Rockwellさんのサイトですね。ここからたくさんの情報をいただきました。

今まで撮った写真のベスト集はこちら。シャッターチャンスのベスト、きれいに撮れたベスト、レンズがベストなどが入り混じっています。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるでたまに良いのが撮れるようです。:-)

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今まで試してみたうちの最もお気に入りのレンズの解説は高評価レンズのページをご覧ください。これ以外のレンズの高解像度データも全画像データのページで公開しています。

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